☑ 突然グキッとした激痛が首に走る |
---|
☑ 全く何も手につかないぐらい強い頭痛 |
☑ 朝気持ちよく起床できないほどの手足のしびれ |
こうした症状にお悩みではないでしょうか。
頚椎症と言う言葉を聞いたことがあるでしょうか。
頚椎とは首に通っている骨で、骨の間には椎間板と言う
クッションの役割を持つものが挟まっています。
椎間板が劣化などによって、クッションの役割を失って
しまうと椎骨同士がこすれて変形してしまったり、
骨の並び方が大幅に乱れてしまいます。
椎間板の劣化は加齢によるものが大半です。
頚椎に年齢による変化が起こることを
正式名で変形性頚椎症、通称で頚椎症と呼びます。
これは文章の通り、頚椎が加齢で変化したことの名称
ですので、誰にでも起こることであって病名ではありません。
しかし、これによって脊髄、神経根と言った部分が圧迫されたことにより、痛みやしびれと言った症状が出てくると一つの病気の症状となります。
頚椎症から起こる症状は、次の3つだと言われています。
画像にあるように頚椎同士の間には椎間板と呼ばれるものがあります。
椎間板は背骨、頚椎を上手く動かすためのクッションのようなもので、椎間板の中心には髄核と言うものがあります。
髄核が何らかの原因で外に飛び出し(ヘルニア)、
脊髄などの神経を圧迫するとしびれ、痛み、頭痛、の元となり、
重度の場合では歩行障害、排せつ障害と言ったことまで起こることもあります。
脊髄は脳から背骨の中を通っている神経の束です。
脊髄が圧迫されるとボタンをかけたり箸を使うというような
手先の作業、足を前に出しにくい、
早歩きが出来なくなるといった
下肢の動き、などと言った制限がされます。
手先、足先と言った体の末端部分を動かすために、
神経根といった脊髄から出ている1本の神経を使います。
神経根が圧迫されると主に首、肩のコリ、痛みが現れて、
手足にはしびれ、脱力感が現れることがあります。
神経根が圧迫されているときは、
脊髄の場合とは違いどちらか片方の手、足に現れるのが特徴で、
首を後ろへ反らせると痛みが強くなるのが特徴です。
頚椎症性神経根症では「うがい」時のように、
上を見る動きで悪化を招きます。
椎間板、骨が変形したためにしびれ、痛みが出ると言う人はたくさんいますが、
変形はあくまでも結果であって痛みの直接的な原因ではありません。
何故かと言うと椎間板が飛び出したり骨が変形している人でも、
痛みなどの症状が無い場合もあるためです。
多くの頚椎症を発症されていて痛み、しびれがあるという患者様を診てみると、
ある筋肉が過緊張している傾向があります。
首から肩、腕から手にかけた筋肉が非常に強く緊張していて、
首を動かすという一つの動作では、首の筋肉のみで行うのではなく、
他の上半身の筋肉、さらには下半身の筋肉までも動いています。
つまり、首だけを動かしているつもりが、
首で他の筋肉も一緒に動かしていることになるので、
首にとっては非常に重い負担となり、痛み、しびれが起こるのです。
これが頚椎症のメカニズムの一種とされています。
頚椎症の改善のために、「マッサージ的療法」や「けん引」といった治療を受けた方も多いと思います。
しかし、それらの治療によって改善できたでしょうか?。
みなさんの中には、 「頚椎症だとしても軽い痛み、しびれだけだから持病として付き合っていこうかな…」 もしくは、「齢だからしかたがない」 とお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
実際多くの方が、症状が軽ければ「頚椎症」の症状を軽く考えておられるように思います。
「頚椎症」の症状をお感じになられたら、出来るだけ早く治療を受け、
二度としびれや痛みが出ないようにリハビリを含む治療を受ける必要があります。
「頚椎症」を患っておられる患者様の中には、一生懸命リハビリに励み、
治療をしてきたのに改善が見られない。もしくは思ったほど改善しない、
という患者様が多いかもれません。
「頚椎症はもう治らないのでは・・・」と思ってしまう患者様は大変大勢いらっしゃいます。
しかし、当院では「頚椎症」を、的確な原因追究と判明した原因に
ピンポイントに働きかける治療を施すことで、
改善ができる可能性が高いと考えています。
是非、ご相談ください。
〒563-0055
大阪府池田市菅原町11-4
0120-53-4137